骨盤底筋とは骨盤の底部を覆っている複数の筋肉の集合体です
主に3つの働きをしています
①排便や排尿のコントロール
②内臓を支える
③姿勢の保持
骨盤底筋は呼吸の時にはたらく横隔膜と相互に作用しています
息を吸って横隔膜が下がると内臓は下へ押されます
この時に内蔵を支えている骨盤底筋は緊張し内臓を上へ押し返す作用が働き、腹部の圧力が高まります
胸部が緊張していて呼吸が浅い状態の時にはこれらの動きがスムーズに行われません
姿勢の維持にもかかわっている骨盤底筋が緊張することが、姿勢の崩れにつながります
私が提供している施術は、症状がどこにあっても、まずは呼吸がスムーズに行われるように横隔膜と骨盤底筋の働きを改善させるようなアプローチからはじめることがとても多いです
呼吸のスムーズさは心のリラックスともつながっています
ストレスの改善と、呼吸のスムーズさ、安定した体の軸を作ることは切っても切り離せない要素です
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著作者:jcomp/出典:Freepik